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高槻城築城400年! 高槻城の面影を探るツアーに行ってきました。

こんにちは、オープンたかつきです。
10月17日(火)は、あいにくの雨。
今年は雨が多いですねえ・・・。

さて、この日はしろあと歴史館に集まり、
まず「高槻城築城400年記念特別展『天下泰平と高槻城』」を、
しろあと歴史館の千田先生とともに観覧させていただきました。

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立派な甲冑や、たくさんの文書について、
ひとつひとつ専門家の方からお話を聞けるというまたとない機会ですので、
参加者の皆様の目が真剣です。
「兜はこの中で神社を表現している」という解説など、
おもしろいお話をたくさんお聞きすることができました。

そのあとは、高槻市文化財スタッフの会の長谷川さんにご案内いただき、
400年前の風景を想像しながら城下町エリアを散策。

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現在の区画に、高槻城の堀跡を重ねた地図を片手に歩きます。
はじめに本行寺に向かって歩いたのですが、
「地図を見るとお分かりのとおり、この道はかつてお堀だったのです。」
という長谷川さんのことばに、一同驚きの顔。
しろあと歴史館の前や本行寺の近くに「思案石」というものが置かれているのですが、
これは昔大きな悩みを抱えた人がこの石に座って
「いっそこのままお堀に飛び込んでしまおうか」と思案したところからついた名前だとか。
日常の道にお堀の名残がちょこちょこ見えます。
高槻城は現存していないものの、かつてここにあったときの姿は、
さまざまなことから感じることができるのです。

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しろあと歴史館がある場所は、高槻城の三の丸跡、
天守閣は槻の木高校のあたりにあったそう。
往時のお殿様が参勤交代に出立する際に通ったといわれる道を歩きながら向かった八幡大神宮では、拝殿の向こうをながめつつ、
「きっとこのあたりに天守が見えていたんでしょうねえ」とみんなで想像してみたりもしました。
最後に調査が行われている現場を遠めに眺めながら、しろあと歴史館に戻ってきました。
実際の研究の成果と自分の想像力をかきたてながら土地の記憶をたどる約2時間のタイムスリップ。
じっくり見るといつもの景色がちょっと違うように見えることが分かった散策でした。
いつのまにか雨もやんでてよかった!
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ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

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