こんにちは、オープンたかつきです。
6月7日(木)、「高槻城の面影を探る」と題しての街歩きを開催しました。
すこーしお天気の心配な日でしたが、しろあと歴史館を出発地点にスタートです。
高槻城は、残念ながらいまや何も残っていない状態です。
発掘調査などで、橋の跡が出てきたぞ!などとニュースにもなりましたが、表立ってはどんなお城だったかは見ることがかなわないこのお城を、うっすらと残る土地の記憶を辿りつつ、想像力をフルにつかっての高槻城散策です。
高槻市文化財スタッフの会の長谷川さんにガイドしていただきました。
現在の地図を見ながら、資料や研究によってなんとなーくわかっている「この道はお堀跡だった」とか、「ここは街道へ出るための門があったところ」などを歩きます。
よくよく見るとあるんですよね。
不思議にこんもりとした盛り土とか。
気づかなければ本当に気づかない、というか気づかないのが当たり前なのですが、分かる人にはわかる、
「このこんもりとしたところ、じつは土塁の跡なんですねえ」と。
そこには確かにお城があったのだと分かる感動スポットを方々に見つけることができました。
八幡神社からは休憩を兼ねて、槻の木高校のほうを眺めます。
「今は、まあありませんけども、想像してみてください、たぶんこっちの方向に天守があったはず。」
残ってたら良かったですけど、こうやって想像で見てみるのも楽しい。
気がつけばお天気も良くなって、たっぷりバーチャル高槻城を楽しむことができました。
本日は、城北町にある「料理道楽 築漸」にてランチもお楽しみいただきました。
暑い中歩いていただいたあとのお食事、ご満足いただいたようで何よりです。
ご参加くださいました皆様、高槻市文化財スタッフの会の長谷川さん、ありがとうございました。