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日本酒で乾杯…酒蔵見学

こんにちはオープンたかつきスタッフ神野です。

この時期にしか見学することの出来ない1年に1度の酒蔵見学会をしました。

本日の集合場所は三輪神社
前日すごい雨で天気の心配をしていたのですが、開催日はコートを着ていると暑いくらいの良い天気‼

富田は、江戸時代の初めに酒造りが隆盛をきわめ、24軒もの造り酒屋があったといい、三輪神社は酒の神様を祀る神社として人々の信仰を集めているそうです。ガイドの方から色んなお話を聞きながら普門寺へと移動です。

本日はお寺には入らなかったのですが、普門寺の名勝の庭園は江戸時代初期の枯山水庭(かれさんすいてい)で、玉淵(ぎょくえん)の作庭と伝えられ、境内の一角には、細川晴元の墓と伝えられる宝篋印塔があります。
ぜひ一度訪れてみてください♪
そして次に向かったのは本照寺です。
本照寺にはかつて樹齢700年と言われる富寿栄之と呼ばれる黒松があったそうで今はもう枯渇したが境内には松の枝を支えた立派な石柱が残っています!
続いて清蓮寺へと移動です。
境内には、樹齢400年老松の枝が頭のうえに張り巡らされており
それに守られているかのように、お寺全体がとても静かで穏やかです。
こちらの清蓮寺を出てからは、清鶴酒造さんと寿酒造さんに分かれて移動です。
はじめに寿酒造さんの見学の様子をお伝えしたいと思います。
富田の町には五社水路があったり、溜池があったりと酒造りにはかかせない良いお水と、お米作りに適した地形に恵まれた富田は酒造りにとても適した場所だったとお話を聞き、酒造りのDVDを見せていただきました。
実際の酒蔵にもご案内してくださりました。
今回午前の寿酒造の見学に来られた方のみ貴重な、酒粕はがしをみることができました。

貴重なものを見せていただきました。
そして皆様おまちかねの利き酒のお時間です…。
寿酒造さんでは利き酒用のおちょこが皆様にお土産としてご用意してくれてます。
今回利き酒をさせていただいたのは、こちらの2種類。
向かって左のお酒は、販売されることのない新酒だそうで、右の「貴一本」もこの時期にしか手に入らない新酒です。
みなさまとても楽しまれておられました。
参加者パスと引き換えでお土産に日本酒のミニボトルと酒粕を皆様にご用意して下さっており、各々お買い物も楽しまれておられました。
続きまして、清鶴酒造さんの酒蔵見学のご様子をお伝えしたいと思います。

清鶴酒造さんの事務所兼販売所が新築されており、今回初めておじゃまさせていただきました。
会長自らお出迎えくださり、お部屋へとご案内、酒造りのDVDを拝見させていただきました。

 


清鶴酒造では、杜氏や蔵人が、酒造りのシーズンになるとやってくるとおっしゃっており少ない
人数で昔ながらの酒造りも取り入れておられビックリしました!!

昔ながらの伝統を守りつつ、製造工程の中には、新しい技術も導入されています。

室温が管理されるステンレス張りの麹菌を作る部屋など、
新しい設備も取り入れられています。
麹を実際に試食させて頂いたのですが甘くてびっくりしました。こちらの麹を触り作業をされている方のお肌はとてもきめ細かでキレイになるんだとか…♡
色々惜しみなくご説明、ご見学させていただき1番印象に残っているのは
最終の搾り作業だけは、機械搾りではなく、手作業で酒袋にもろみを入れ、槽(ふね)と呼ばれる
昔ながらの搾り機で絞る技を現在も続けられていることにびっくりしました!!
「出来上がったお酒の味に華やかさ、ふくらみを残すため手間ひまをいとわず、あえて全量袋絞りを続けています」とおっしゃっていたのですが、ほんとに丁寧に大事につくられているお酒なんですね…。
酒蔵がある素敵な町並みも酒造りの歴史も勉強出来てとても良かったです。
清鶴酒造さんでも皆様おまちかねの利き酒のお時間です。
社長さんがご紹介してくださっているお酒のほかに、搾りたてのたれ口のお酒もご用意してくださりました。
最後はお土産に見学者専用のお酒のミニボトルと酒粕を清鶴酒蔵様より頂き、
「わー嬉しい!!」といろんな所から歓喜の声が…♪

少しでも日本酒に興味をもってもらおうと酒蔵見学を実施して下さったのですが
本当に良かったです!!

ご参加頂いた皆様そして酒蔵の皆様ありがとうございました。

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