「オープンたかつき」の森です。

阿武山地震観測所は、
高槻市民なら一度は麓から目にしたことのある
阿武山山頂近くにある建物です。

地震観測所は昭和5年建築のレトロな建物で
建物の中に入っても柱一本一本にも
何とも言えない雰囲気があり、
柱のアップなどの写真を撮られている
参加者も方も見受けられました。

観測所の歴史などの座学の後、
地下の各種地震計を見学。
昔は人の背丈よりも大きかった地震計が
今は手のひらに載るような大きさになっていて
技術の進歩を感じました。




観測所は見晴らしのいい場所にあり、
当日は大阪平野を一望できる屋上へも登りました。


曇り空でしたが、
梅田のビル群などは見え、
視界が広がる風景を皆さん楽しまれていました。


最後に、観測所サポーターの皆様のご厚意で、
オプションのミニ講座が開催され
昭和初期に阿武山古墳から発掘された
藤原鎌足と考えられる埋葬者の貴重な画像や
エックス線写真などが紹介され、
参加者の皆さんもこちらも興味深々でご覧になられ
観測所ツアーは盛況のうちに終了しました。

終了後には、
その藤原鎌足が眠ると考えられる
阿武山古墳を見学に行かれる方も多く、
参加者の皆様の知的好奇心を
少しは刺激できたかなと感じ阿武山を後にしました。