こんにちは。
オープンたかつきの小林です。
自然豊かな高槻市には
約240種類の鳥類がいると言われていますが、
芥川周辺にはどんな鳥がいるのでしょうか?
気になりますよね。
今回オープンたかつきでは、
「あくあぴあ芥川」の主任学芸員、
高田みちよさんの指導のもと、
芥川の川沿いを歩くバードウォッチングを行いました。
最初に高田さんから
双眼鏡の使い方について説明を受けます。
私もよくやりがちで、
皆さんもなるほど!と聞き入ったのが、
最初にレンズをのぞいてから
見たいものを探すというやり方が
あまりよくないということ。。。
双眼鏡はまず見たいもの(対象物)を定めてから
レンズをのぞくとうまく見れるのだそうです。
また、人の目は左右で
少し視度が違っていることがあるので、
まず片目だけでレンズをのぞいてピントを合わせて、
そのあとにもう片方の目のピントを合わせると
対象物がはっきり見えて目が疲れにくいそうです。
(なるほど!と思いませんか?)
他にも、身近な鳥(スズメやムクドリなど)の
大きさを覚えて「ものさし鳥」にし、
見慣れない鳥の大きさがわかるようにしましょう!
というポイント等もお聞きしました。
ようやく準備を整えて、
いよいよバードウォッチングの開始です!
芥川で最初に出会った鳥はかわいいカルガモでした。
皆さんいっせいに双眼鏡を覗きこみます。
数えてみると何と6羽もいることがわかりました。
カルガモから少し離れた場所にはアオサギとコサギの姿も。
どこからともなく「わ〜!」という歓声が聞こえてきます。
皆さんのテンションが徐々に上がってきました(笑)
その後も芥川の上流に向かって進んでいきますが、
今度はなかなか鳥に出会うことができません。
そんな中でも、
高田さんがいち早く鳥の姿を見つけて、
私たちに居場所を教えてくださいます。
つい、川辺や木の枝の上を探してしまいがちですが、
電柱や電線、屋根の上にもかわいい鳥の姿がありました。
高田さん自慢の大きな双眼鏡でものぞいてみると、
より大きく鳥の姿が確認でき、
普段じっくり見ることのできない羽や
くちばしの色、表情まで観察することができました。
「あくあぴあ芥川」の北側にある
西之川原橋を折り返して、
バードウォッチングも終わりに差し掛かってきたころ、
「カワセミがいる!」との声が聞こえてきました。
見つけた方が指を差す方向をじ〜っと見てみると、
川辺の石の上に小さくて色鮮やかなカワセミの姿が!
カワセミはその美しい姿から、
「ヒスイ」や「青い宝石」と呼ばれることもあるそうです。
図鑑の中でしか見たことがなかった
カワセミの姿を見ることができて、
私も少し興奮してしまいました。
(興奮して…というわけではないのですが
写真には収められませんでした。スミマセンm(- -)m
カメラを向けても点にしか見えなかったんです。。)
バードウォッチングを終えて、
「あくあぴあ芥川」に戻ったあと、
館内にある鳥のはくせいの前で
今日見かけた鳥をおさらいして、
本日のプログラムは終了となりました。
気温が低く、冷たい風が吹く中でのバ
ードウォッチングでしたが、
身近な場所でさまざまな種類の
鳥に出会うことができて
皆さん感慨深い様子でした。
あくあぴあ芥川では、
来年1月にもバードウォッチングを開催予定なので、
興味をお持ちの方はこの機会にぜひご参加ください。
※「あくあぴあ芥川」主催のイベント情報はこちらからご覧ください。