こんにちは。
オープンたかつきの田中です。

5/27（土）、「京都大学阿武山地震観測所」見学プログラムを開催。
2016年秋に続いての実施となりました。

きれいな青空のもと、阿武山のゆるやかに長ーい坂道をえっちらおっちら。
（ちょっと大変でしたね。ご参加いただいたみなさま、山登りお疲れ様でした。）
山頂近くに阿武山地震観測所はひっそり佇んでいます。
昭和5年に建設されたというその建築物の持つレトロ感と、
「地震」というキーワードがどうにも結びつきません。
なんというか、高貴にも思えて不思議な感覚です。
「オープンたかつき2017春」のガイドブックの表紙は、じつはこちらで撮影させていただきました。
とっても趣のある素敵な建物であることは表紙からもご納得いただけるのではないか、
と思いますが、映画やドラマのロケにもよく使われるそうです。

見学会は、「観測所サポーター」の皆様が案内してくださいました。
観測所の成り立ちからの歴史を学び、班に分かれて館内の見学に向かいます。
私もひとつの班について、一緒に見学させていただきました。

この観測所には、歴代の地震計が保存展示されています。
その時々の最新の地震計を導入していたということで、貴重なものがずらり。
正直なことを言うと、仕組みなどは私には難しくてあんまりわからなかったのですけど・・・。
ご参加頂いた方のなかには、サポーターさんに質問する方もいらして、
とても熱心に見学されていました。
きっと小さなころは科学少年でいらっしゃったんだろうなあ、なんて思ったりしました。

観測所の屋上にも上がらせていただきました。
この日は本当にいいお天気で、我々はとてもラッキーな人々だったようです。
あべのハルカス、梅田のビル群、大阪城も探せば見つけられたかも。
個人的に「わわっ！」と興奮したのは太陽の塔の後ろ姿！
太田茶臼山古墳のこんもり感もちょっとうれしい。
水の入った田んぼもきれいな景色でした。

最後に、藤原鎌足が眠っていたとされる「阿武山古墳」を案内していただき、見学会は終了。
いろんな知的好奇心をかきたてられた、おなかいっぱいの楽しい見学会でした。
ご参加いただいた皆様、阿武山地震観測所サポーターの皆様、どうもありがとうございました。