こんにちは、オープンたかつきです。
11月28日(火)は、「日本の原風景に会いに行こう!」と銘打ちました、
原八景散策ツアーを開催しました。
ぷるぷる震えるような寒い日が続くこの冬ですが、
この日は奇跡的なくらい、みごとに小春日和。
お天気に恵まれてのスタートでした。
本日は、原地区にお住まいのお二人、
田中さんと矢ノ向さんに案内をしていただきました。
地元に残る何気ないけれども貴重な風景や、
放っておけばなくなってしまいそうな地域の習慣などを
大切に守ろうとされておられる方々です。
お二人とともに、まずは神峯山寺に向かいました。
ここで、そもそも「原八景」とは?を説明せねば、です。
日本三景や世界の七不思議(これはちょっと違うかな笑)なんて言葉もありますが、
美しい景色をいくつか挙げて名所とするパターンありますよね?
明治時代の神峯山寺の僧、近藤大道は、原地区の特に美しい8つの景色を選び、
それぞれの素晴らしさを漢詩にしてたたえたのでした。
その8か所を原八景と言います。
本山寺などは行ってしまうと結構な時間になってしまうので、
この日は説明だけとなったり、
横山天神社への道は今は整備がされておらず・・・
という数か所はあるものの、原八景、めぐりました。
もちろん神峯山寺のようなポピュラーなところもあるのです。
(紅葉ぎりぎり間に合ってよかった、きれいでしたー。)
 
あ、それと八阪神社も。
地元の人のみならず多くの方がやってくる
由緒正しいお祭りがありますし。
でもほとんどが何気ないのです。穏やかなのです。
ほらすごいでしょ?どーん!っていう何かがあるわけじゃない、
だけど、なんか感動的に美しい、という場所なのです。
原地区は、とても魅力的な風景にあふれています。
この日ご参加くださった中には、
子どもの頃にこのあたりにお住まいになっていた方もいらっしゃいまして、
「何年もぜんぜん景色が変わってないところが多い」とおっしゃっていました。
何十年もおともだちのお2人でのご参加で、
何十年ぶりにお2人で原を訪れたそうです。
そして何十年ぶりかのおともだちのおうちの前を歩く、という。
そんなことがとっても似合う原地区なのでございました。
道すがら、お散歩中のお父さんに話しかけられまして、
「ここはいいとこでしょう?
だから毎日歩きに来ているんですよ」とおっしゃってました。
「冬は寒いけどね!」とも。
ガイドをしてくださった田中さんも矢ノ向さんもおっしゃってました。
「冬は寒いけどね!」
冬は寒いけど、とってもいいとこです。
またオープンたかつきで企画しましたら、是非ご参加ください。






