こんにちは、オープンたかつきです。
3月上旬、梅ざかりのたかつきをぶらぶら街歩き。
上宮天満宮をスタートに、古曽部のあちこちを巡ってまいりました。
上宮天満宮は、天神まつりを終えたところ。
おおにぎわいの天神さんとは打って変わって、
遅い朝の天満宮は春の陽気にのんびりうららかでした。
天満宮なので、全国に同じく菅原道真を祀ったお宮ですが、
高槻の天満宮は大宰府に次いで2番目に古いそうです。
梅がそこかしこに咲き、ちろちろとメジロが遊んでいる姿がとてもかわいらしかったので、
参加者の皆様もこぞって写真撮影。
かたわらで保育園の子ども達がきゃっきゃいいながらお散歩していたり、
なんとも平和な絵の中を、のーんびりネコが歩いておりました。
さて、上宮天満宮をくだり、昼神車塚古墳についてのお話を伺い、
そこから乾性寺に向けて竹の道を歩きます。
この竹の道の存在を皆さんあまりご存知なくて、
「高槻にもこんなところがあるのね」と感心されておりました。
今回のプログラムは、高槻再発見要素が結構ちりばめられておりますよ。
乾性寺に向かう参道は、とっても雰囲気があります。
心を落ち着かせるためなのかしら?などと考えながら山門を抜けたら、
とたんに一面の梅。
急な躍動感にみなさん驚きを隠せないご様子でした。
乾性寺の梅は本当に見ごたえがあります。
「なんでこんな素敵なところに今まで来なかったんやろねえ」とつぶやく方もいらっしゃいました。
次は伊勢寺です。
こちらのお寺では、オープンたかつきでも観月会という催しを開催させていただきまして、
夜の姿の美しさは知っておりましたが、お昼間もとても風情があり、そして威厳のあるお姿でした。
古曽部地区は、JR高槻駅からさほど離れていません。
なのに、こんなに雰囲気があって落ち着いたお寺や風景がたくさんある。
お住まいの方が多いので観光地というわけには行きませんが、
高槻の自慢できる姿のひとつではないか、と今回歩いていて感じました。
お散歩にぴったりです。
最後に日吉神社へとおまいりに行きました。
古曽部、素敵なところなのですが、
どこのお寺も神社も、そこそこ急なのぼり階段の参道なんですよね。
最後の最後にも、来たなあ・・・と思いつつの54階段、上りきったそこ。
別世界感がふわふわ広がる日吉神社に到着です。
宮司さんがお迎えしてくださり、まずはご参拝のお作法を教えていただきまして、
全員で日吉神社様にご挨拶をしました。
今回は特別に拝殿の向こう側、普段は入れない場所にも案内をしてくださいました。
日吉神社のお使いであるおサルさんのとってもかわいらしい彫刻がほどこされているのをじっくり見たり、神様のお祀りの仕方など、宮司さんから興味深いお話をたくさんうかがいました。
また、「今日は歩かれてお疲れでしょう。」と、
宮司さんがお菓子やドリンクをご用意してくださっておりました。
「お参りいただいたので」とご朱印も頂き、あまりの手厚さに皆さん感動です。
本当にありがたかったです。
ちなみにご用意いただいたドリンクはジンジャーエール。
ありがたいんです。ありがたいんですよ、でも
「え?ジンジャーエール???」って、思ってしまった!
バチがあたる、どうしよう・・・。
「変でしょう?
ジンジャーエール、ジンジャー、神社・・・神社にエールっていうことで。あっはは」
日吉神社の宮司さんはとってもお茶目なのでした。
日吉神社はかなり高台にあって、景色もすばらしい!高槻の市街地が見渡せます。
この景色だけでも見ものです。
この景色を見るのにのぼった階段54段。
54段をのぼり、54段を下ると108段。108は煩悩の数。
お茶目な宮司さんが教えてくれました。
「だから日吉神社にお参りしてくださったら、すっかり清められるんですよ」って。
私、清められました。
今回ご参加くださった皆さんも。
ズルして1段跳ばしとかしてなかったら、ですが。
今回もご参加下さった皆様、
お迎えいれ下さった各神社様お寺様、特に日吉神社の荒木宮司様、ありがとうございました。
少し小雨がぱらつきましたが、楽しい1日でした。