こんにちは。
「オープンたかつき」スタッフの小林です。
普段何気なく捨てているごみですが、
みなさんはごみが回収されてから
どのように処理されているか知っていますか?
高槻クリーンセンターに
一日に運ばれてくるごみの量は約350トンで、
なんと収集車180台分になるそうです。
ごみの焼却によって発生した
熱エネルギーは無駄にせず、
クリーンセンターの
冷暖房や給湯などで有効利用されているんだとか。
とってもエコですね!
この日は、高槻クリーンセンターの職員さんから、
ごみ処理の流れや分別についての
ためになるお話を伺ったあと、
早速ごみ処理の現場を見学しました。
まずは、ごみ回収を終えた収集車が最初に入ってくるごみ投入ステージへ。
収集車がごみ投入ステージの扉に近づくと、
自動で扉が開き、
収集車の荷台を傾けるとピット内にごみが投入されます。
なるほど〜。
簡単にごみを排出できるようになっているんですね。
続いてごみを貯めるごみピットへ。
ごみピットに貯留されたごみは、
クレーンでつかんで焼却炉の入口に運ばれるのですが、
収集車1台分のごみを一気につかめるという
クレーンはとても大きくて迫力満点!!
みなさん食い入るようにクレーンの動きを見つめていました。
たくさんのモニターと
温度計などの機械が並んでいる中央制御室では、
ごみ処理施設の運転操作や
焼却炉の温度管理などを行っています。
まさに高槻クリーンセンターの頭脳!
ここで安全に管理されているんですね。
他にも蒸気タービンや灰出しクレーン等の見学をさせていただき、
最後は屋外のごみ計量機の見学もしました。
計量機は、
トラックに運ばれ持ち込まれたごみの量を
自動的に計量できるのですが、
この日は、参加者全員が乗って
総重量を計測するクイズが出されました!
参加者21名、そのうちお子様が3名。
さて何キロあったでしょうか!
近い数字を予測した3名の方に職員の方から素敵なプレゼントが贈られました。
参加者の方からは、
「ごみの減量に努めたいと感じました」
「今まで何となく捨てていたゴミですが、
いい加減な捨て方をすると、ゴミ処理場の方が
とても困るというのがよくわかりました」
「予想していた以上にコンピューターで
制御されていることに驚きと安心感を感じました。
これからもよろしくお願いいたします」
という感想が寄せられました。
私自身も、ごみの減量や分別について考える
良い機会になりました。
高槻クリーンセンターのみなさんありがとうございました!