こんにちは。
オープンたかつきスタッフです。
朝晩の気温が下がり紅葉も色づいてきた昨日、秋色に染まる神峯山寺で写経と座禅の集いを開催しました。
神峯山寺での写経と座禅の集いは、すっかり毎年の恒例行事となり、受付開始直後に定員になる人気プログラムの一つです。
初めに神峯山寺の一室で近藤住職による法話をお聞きしました。
神峯山寺の自然や昨年の災害のこと、ご自身のお身体のこと、般若心経のこと等々、約1時間の法話は多岐にわたる内容で、あっという間に時間が過ぎていきました。
その後、近藤住職から座禅をする際の座り方や呼吸法、心構えのレクチャーを受け、いよいよ座禅体験です。
参加者全員が本堂に向かう廊下に一列に並び、心静かに目を閉じ座禅を組む姿は、木々のざわめきだけが聞こえる静けさの中、壮観な光景です。
座禅で精神統一した後は場所を移し、写経体験を行いました。
写経体験で使用する写経帳は神峯山寺特注のもの。
心を静めて墨をすり、それぞれのペースで一文字ずつなぞっていきます。
写経を終えると穏やかな気持ちになり、皆さんのお顔が優しくなっているように感じました。
その後、順番に昼食を取っていただき、この日のプログラムは終了となりました。
多忙な日常から離れ、静かな世界に身を置く。
古刹の厳かな空間で、有意義なひとときが過ごせました。
今回ご参加くださった皆さん、神峯山寺の近藤住職、ありがとうございました。